普通の人の投資の王道 虎の巻09 実践① インデックス投資
実践編でポートフォリオ、国内外の分散を終えて、今日は指標とすべきインデックスの話です。
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分散投資のポートフォリオ
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海外と国内の分散
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投資の指標にすべきインデックス ←本日はここ
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積み立て購入とほったらかし後の売り時
指標とすべきインデックスをしっかりと見定めてリスクをいかに分散させるかということがメインになります。そもそも、インデックスとはなんじゃ?という方へ毎度のごとく野村先生の一言です。
https://www.nomura.co.jp/terms/japan/i/index_shisu.html
インデックスファンドの用語解説もありましたのでこちらもどうぞ。
https://www.nomura.co.jp/terms/japan/i/indexf.html
対象ベンチマークの指数に連動する投資成果を目指して運用(パッシブ運用)する投資信託のこと。対象ベンチマークには日経平均株価(日本)、TOPIX(日本)、NYダウ(米国)、S&P500(米国)のような株価指数や、NOMURA-BPIのような債券指数など様々な資産の指数(インデックス)がある。
インデックスファンドは、基本的には対象ベンチマークの構成比に合わせて個別銘柄を組み入れ、運用を行う。そのため、ファンドマネジャーが銘柄選択や個別銘柄の売買を積極的に行うアクティブファンドに比べ、運用コストは低い。
こちらの方が分かりやすいです。要は、日経平均とかの指標がインデックス。これに連動して動くように作ったのがインデックスファンドと呼ばれる投資信託です。
ポートフォリオ編の際に書きましたが、個別の株式、債券、不動産(リート)を買うのは非常に大変(多額の資金が必要/銘柄選びに苦労する)なので、「普通の人の投資の王道」では基本的にはインデックスファンドを買います。
で、本題は、どのインデックスをベースにして買えばいいですか?ということです。
前回の国内外の分散でお話ししたように、株式、債券、リートでそれぞれ半々で国内と海外のものを買うのがよいという所まではいきました。一歩進めて、国内・海外の何のINDEXを買うのがよいか?という点に踏み込んでいきます。
ズバリ、株は↓です。
国内株式;日経平均株価
海外株式;S&P500指数(アメリカです!)か、MSCI-KOKUSAIインデックス
国内株式だけでもTOPIX、東証マザーズ、JASDAX等いろいろあります ↓
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/01-01.html
迷うことはありません。王道の日経平均で一択です。その中でどの投信がいいかは手数料とか、規模とかでご自身で選んでください(どこかの会社の回し者でないので、ここで個別投信や株の銘柄に関してお勧めはしないというマイルールです)!
海外株式はS&P500指数がおすすめです。ダウ・ジョーンズでもいいですが、組み入れている銘柄がS&Pの方が多いので分散を重視してS&P500指数へ軍配を上げてます。S&P500とダウの違いを詳しく知りたい方は、初登場 日興先生へ ↓
https://www.nikkoam.com/products/etf/we-love-etf/kihon/kihon11
分散しろと言いながら、海外株式としてアメリカへのみ投資するのは分散になっていない!とお思いの方へ、「はい、正しいです!」。全世界を股にかけて投資したい方は、MSCI-KOKUSAIインデックスを指標としている投信へ投資ください。日本株が入っていないので最適です。詳しくは、こちらも初登場 楽天先生です ↓
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/special/indices/06.html
債券は国内債券インデックスファンド、外国債券インデックスファンドから好きな投信を選んでください。大変失礼ながら(おそらく勉強不足もあると思いますが)、国内債券/外国債券インデックスファンドで大きな違いを感じたことありません。購入・換金手数料が無料、運用管理費用が安いモノを選んでおいてください。あえて言えば、海外債券はどこの国の外債の組み入れが多いかは一応見ておいてください。大抵はアメリカ国債(とヨーロッパ)がほとんどです。そうであれば問題ないです。新興国外債が多い場合は為替リスクも大きくなるので避けてください。
で、最後にリートですが、国内は東証REIT指数、海外はS&P先進国REIT指数がおすすめ。というか、おそらく日本で購入する場合、この2つの指数以外選択肢があまりないと思います。高配当とか、コアとか、アジアREIT指数は初めは避ける方が無難です。
長くなりました、すいません。まとめます。
普通の人の投資の王道で、投資の指標にすべきインデックスは下記です。
- 国内株式 ;日経平均株価
- 海外株式 ;S&P500指数か、MSCI-KOKUSAIインデックス
- 国内債券 ;国債インデックス
- 海外債券 ;外債インデックス(先進国メインであること!)
- 国内リート;東証REIT指数
- 海外リート;S&P先進国REIT指数
次は、実践編 最終章のほったらかした後の話です。ではまた。